親知らずを抜くと小顔になるってホント?ウソ?

はじめに

親知らずを抜きたいと思っても、痛みがあったり、腫れたりするのはいやなもの・・。
でも、親知らずを抜くことで小顔になるのなら抜いてみようかと思いませんか?
そのような理由で親知らずを抜く方がいらっしゃるようです。
ここでは親しらずを抜くと小顔になるのかどうか・・などについてご説明したいと思いますので、抜こうかどうしようか迷っている方は是非読んでみて下さいね。

親知らずとは

親知らずとは知歯とも言い、一番奥に生えている第三臼歯のことを言います。
ただ、誰でも絶対に生えてくるものではなく、全くない方もいらっしゃいます。
親知らずという名前は親が子どもの生え変わりに気づかない時期に生えてくることからきているそうです。
最近、日本人は昔と比べると柔らかいものを好んで食べる傾向にあり、食事の時にあまり噛まなくなったので、あごが未発達で親知らずが生えるスペースのない方が多いと言われています。
また、親知らずが全部ある方でも顔を少し出すだけだったり、歯ぐきの中で斜めや横を向いて埋まっている状態の方も多いです。
なお、親知らずは食事の際に必要となるわけではなく歯ぐきに埋まっているだけなら抜いても悪影響はなさそうですが、抜歯すれば小顔になるのは本当なのでしょうか?

親知らずを抜いた方がいい人

  1. 歯周病や虫歯を防止したい方
    親知らずはまっすぐに生えていることが少ないため、前の歯と親知らずの歯との間に汚れがたまってしまい、歯周病や虫歯になりやすいです。
    親知らずを抜くことで、手前に生えている歯の奥側がきちんと磨けるようになるため歯周病や虫歯を防ぐことが可能になります。
  2. 口臭を防止したい方
    親知らずは歯ぐきがかぶさっている場合が多いため、歯と歯ぐきのすき間に汚れや膿が溜まってしまい口臭が起きることが多いです。ですので、口臭を防ぎたい方は親知らずを早めに抜いた方がよさそうですね。
  3. 歯並びをきれいにしたい方
    親知らずは一般的に横向きに生えていることが多いので、生えてくる際に前の歯を押してしまい、歯並びが悪くなることがあります。矯正治療を行った方やもともと歯並びが悪い方の場合、歯が動きやすくなっているので親知らずを抜いた方がいいでしょう。
  4. 噛み合わせをよくしたい方
    親知らずが斜めに生えてきてしまうと、噛む際に親知らずが先に当たってしまい、噛みづらくなって噛み合わせが悪くなることが多いです。
    さらに、噛み合わせがずれてしまうと片方でばかり噛むため、左右の顔のバランスが悪くなります。
    気になるようなら早めにクリニックで相談した方がいいでしょう。
  5. 妊娠、出産を予定している方
    親知らずは完全に生えている場合が少ないため、歯ぐきに覆われており、腫れて膿が出ることが多いです。
    妊娠中や授乳中に赤ちゃんに与える悪影響を考慮すると、できる限り抜歯するのは避けたい時期と言ってもいいでしょう。
    痛みがあってもその時期だと我慢しなくてはならなくなるため、早めに親知らずを抜いた方が無難です。
  6. 親知らずの抜歯に時間をかけたくない方
    親知らずの周りにある骨は親知らずが生えたばかりの頃はまだ柔らかく、少しずつ硬くなっていくと言われています。当然、柔らかい頃の方が親知らずも抜きやすいので、20歳前後の頃抜いた方がそれ以降に抜くより早く抜けるためおススメです。

親知らずで小顔になるの?

抜歯すると、使わなくなったところを骨が吸収します。
このことを廃用性萎縮と呼びますが、親知らずを抜いた場合も使わなくなった部分を骨が吸収していきます。
特に下に生えている親知らずだとあごに近いので、抜くことで骨が吸収しあごの部分が少しほっそりすることがあります。
さらに、それまであった筋肉も使わなくなることで退化していくため、細く見えるのかもしれませんね。
こういった親知らずを抜歯することでの小顔効果は人それぞれ差がありますが、少しは効果がありそうです。
あごに筋肉がついている方や、えらが張った顔の方は効果が期待できるかもしれません。
ただ、親知らずがあった場所とその周りの筋肉がなくなる程度なので、びっくりするほど効果が得られるとは考えにくいでしょう。
つまり、小顔効果を期待するあまり親知らずを抜いてしまうと、想像するほど効果が得られないかもしれません。
矯正治療に必要で親知らずを抜くなら、歯並びや噛み合わせがよくなり輪郭がすっきりする場合もあるため、その方が小顔効果が期待できるかもしれません。
もし、どうしても小顔効果が得たいなら審美歯科で相談してみるといいかもしれません。
審美歯科なら小顔効果が得られる親知らずの抜歯を行っているところが多いからです。
また、審美歯科なら親知らずを抜歯することで小顔効果が得られるかどうか具体的に診断してくれたり、矯正治療なども行っているところがあります。

親知らずを抜かない方がいい場合とは

  1. 全身的なリスクがある場合
    循環器、糖尿病、骨粗しょう症が重度の方の場合は親知らずを抜かない方がいいことが多いです。
    痛みや腫れが起きた場合、薬を使って緩和しながら現状維持できるようにします。
  2. 抜歯しても状況に変化がない場合
    親知らずの前の歯が親知らずがあることで虫歯や歯周病になっている場合は親知らずを抜くのではなく、手前にある歯を抜くことがあります。
    さらに、抜いても状況が変わらないケースではそのままにしておき、使えるところまで使うということもあります。
  3. 抜くことで神経や血管が傷つく可能性がある場合
    骨の深い位置に親知らずが埋まっていて、抜歯することで血管や神経を傷つける可能性がある場合は抜かない方がよさそうです。

まとめ

親知らずが生えていることによって、あごの関節や筋肉のバランスが崩れていたり、慢性的な炎症が起きている場合には親知らずを抜くことで小顔効果が期待できるでしょう。
でも、ずっと生えていた親知らずを抜くことによってバランスが逆に悪くなることもないとは言い切れません。
ぜひ、信頼できるクリニックで相談していただき、あごの関節の問題なども含めた上で診断してもらうことが大切です。
親知らずを抜くことを検討することになったら、ぜひここでご紹介したことを参考にしていただき、信頼できるクリニックで診てもらって下さいね!

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