自宅で出来る歯周病ケア

はじめに

歯周病にかかっているかも・・と思ったらあなたならどうしますか?

歯周病初期段階であれば正しい歯磨き方法で改善できます

では、正しい歯磨き法とはどういった方法なのでしょうか?

ここでは自分で行える歯周病予防ケア法についてご紹介しますので、ぜひご参考になさってみてくださいね。

 

歯周病の恐ろしさ

違和感や痛みがほとんどないまま静かに進行してしまうお口の中の病気歯周病ですが、高齢者のものと思われがちです。

それは大きな間違いで、日本人の30歳以上の方の8割もの方がかかっていると言われており、恐ろしいことに気づかないまま放置されているそうです。

初期段階では痛みなどがないため、この段階で治療に行く方はほとんどないようですね。

実際、歯周病治療に行く方のほとんどはかなり歯周病が進行し悪化してからの場合が多いようです。

ですが、歯周病は早期発見、早期治療こそが最善の治療と言えますので、早ければ早いほど治るのも早く治療期間も短くて済みます。

また、歯周病のリスクは女性の方が男性より高いと言われています。

その理由は女性ホルモンにより歯周病が悪化しやすいからです。

妊娠中など、女性ホルモンがお口の中や歯ぐきの毛細血管などから出るため、歯周病菌はそれを栄養源として増えてしまうからでしょう。

さらに、女性ホルモンが減り始める更年期の女性も注意した方がよさそうです。

加齢により骨粗しょう症の危険性が高まるため歯槽骨へのダメージも増え、同時に歯周病のリスクが高まるためです。

女性は年齢を問わず歯周病になりやすく、進行しやすいため日ごろのケアは必要不可欠だということですね。

ただ、毎日欠かさず丁寧にケアを行っていても、その方法が間違っている方も多いようです。

もし、歯周病に心当たりがあったらクリニックで一度相談してみることをおすすめします。

 

歯周病のケア法

 

 

正しい歯ブラシ選び

歯ブラシの硬さには柔らかめ、普通、固めの3つがありますが、歯ぐきから血が出ていたり、歯ぐきが腫れていたり、

歯磨きの時に痛みがあったりするならやわらかめを選びましょう。

ただ、プラークを除去する効果は他の硬さに比べ劣るため、ブラッシングは丁寧に行う必要があります。

さらに、慣れてきたら硬いものに変えますが、硬いものはプラークを落とす効果が高い反面歯ぐきを傷つけることがあるので、磨き方には要注意です。

毛先は先端が細くなっているテーパー状のものがおすすめ。

また、歯ブラシの毛束の配列にはさまざまなものがあり、2列や4列ものだと慣れないうちは使いにくい方が多いようです。

なので、一般的に使われている3列タイプのものがいいでしょう。

ヘッドの大きさについてはコンパクトなものの方が狭いところも磨きやすいです。

歯ブラシの持ち手のところはまっすぐのものがお口の中で歯ブラシを動かしやすいと言われています。

 

歯磨き法

歯磨きは一般的に毎食後行うことが理想的だと言われていますが、いい加減に磨いていてもプラークは除去しきれません。

歯1本1本を丁寧に磨き、完全にプラークを除去するようにしましょう。

もし、歯ブラシの毛先が開いてきたらできるだけ早いうちに交換してください。

なお、歯磨き法にはさまざまなものがありますが、歯ぐきの炎症があったり、プラークを落とすのに効果的なのがバス法というものです。

この方法はブラシを歯に対して45度の角度に当てて、歯茎と歯の間にある溝に毛先を入れるように磨く方法のことで、1ミリ程度の幅で横に小刻みに振動させながら磨いていきましょう。

 

デンタルフロスや歯間ブラシを使用する

また、歯ブラシだけでは磨きづらいところは市販されているデンタルフロスや歯間ブラシなどを使用することでプラークを取り除いていくといいでしょう。

 

デンタルフロス

これは歯と歯の間にあるプラークを糸を通して除去するものです。

歯間部にスライドしながら斜めに入れ、ゆっくりと前後に動かしましょう。

なお、糸を引き抜く際にはいったん歯ぐきの下の方まで持っていき抜きましょう。

もし、歯ぐきに炎症がある場合には血が出ることがありますが、何度かやっていくうちに止まってくるでしょう。

また、デンタルフロスは一度使ったら衛生上新しいものに取り換えるようにしましょう。

 

歯間ブラシ

歯と歯の間のプラークを効果的に落とせるのが歯間ブラシですが、使用する際には歯ぐきを傷つけないようゆっくりと挿入し、前後に数回動かしましょう。

歯間ブラシのサイズは無理せず挿入でき、動かしやすいものがいいでしょう。

使った後は水でキレイに洗ってしっかりと乾燥させておきましょう。

食生活に気を配る

プラークが付きやすい甘いものや柔らかい物ばかり食べる、だらだら食べる・・などには十分注意しましょう。

特に、寝る前に甘いものを飲んだり食べたりする方は歯周病になりやすいと言われています。

 

食いしばりや噛みしめをしない

食いしばりや噛みしめのクセがある方は意識してやめるようにしていただき、寝ている間歯ぎしりをする方はクリニックでマウスピースを作成してもらうようにしましょう。

 

たばこを控える

たばこは歯周病になりやすく進行を早めると言われているため、できれば禁煙するか控えるようにしましょう。

 

口呼吸を治す

鼻炎などのせいで口呼吸を行っている方は耳鼻咽喉科で相談していただき、原因を取り除くようにしましょう。

 

クリニックでの定期検診も重要

プラークはいったんついてしまうと自分で除去することが不可能です。

ですので、定期的にクリニックに行っていただき、歯周病が進行する前にプラークをこまめに取り除いてもらうといいでしょう。

 

まとめ

歯周病歯を失う最大の原因と言われていますが、残されている歯の数が多ければ多いほど生存率が高く、認知症の確率が低いと言われています。

歯周病はまたの名をサイレントディジーズと言い、進行するまで症状が起きない怖い病気です。

ぜひ、ご自分の歯で一生涯生活できるよう歯周病のサインを早く見つけていただき日ごろのケアを行うのは当然ですが、信頼できるクリニックを見つけていただいて、しっかりとメンテナンスを受けましょう!

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