かみ合わせの重要性と正しいかみ合わせにするための治療法

はじめに

噛み合わせが悪いと、しっかりと噛めないため歯や筋肉に均一に力がかからなくなります。

噛み合わせとスポーツのパフォーマンスには非常に大きな関係があると言われており、プロスポーツ選手は噛み合わせにとても気を使っているそうです。

なんとなく体が不調という方は実は噛み合わせの悪さに原因があるのかもしれません。

ここでは噛み合わせの重要性と正しい噛み合わせにする治療方法をご説明します。

もし、ご自分の噛み合わせがおかしいと思う方もそうでない方も、ぜひ最後までお読みくださいね!

噛み合わせの重要性

さて、そもそも噛み合わせの重要性にはどういったものがあるのでしょうか?

前歯をなくしてしまうと目立つので、ほとんどの方はそれを補おうとするはずです。

ですが、奥歯などは人目につかないため歯がないことをさほど気にしないのではないでしょうか?

実際に、失った歯が1本だけなら違和感があっても、そのうち慣れてしまい他の歯で噛むようになるでしょう。

ですが、歯は1本なくしてしまっただけでも全体のバランスが崩れてしまい、すき間を埋めようとそこに健康な歯が動いていきます。

結果、残された歯の位置がずれてしまい、噛み合わせや歯並びが悪化してしまうということです。

噛み合わせが悪くなる原因とは

歯並びが悪い

若いうちは歯並びが少々悪くても、関節や筋肉が柔らかいので対応することができます。

そのため、さほど噛み合わせに悪影響が出ませんが、加齢と共に柔軟性が失われてしまうため歯ぐきやあご、筋肉などに症状が出てきます。

あごの変形

なんらかの理由であごが変形してしまうと、噛み合わせが悪化すると言われています。

あごの関節の周りにのう胞ができたり、あごの骨の病気になるとあごの位置がおかしくなってしまい噛み合わせが悪化します。

抜歯後治療を放置している

歯は上下左右にある歯により位置がしっかりと固定されていますが、隣の歯や噛み合う歯などがなくなると周りの歯が動きだしてしまい噛み合わせが悪化します。

歯ぎしりや舌のくせ

歯ぎしりをすると歯が摩擦ですり減ってしまいますし、舌のくせは歯で舌をおすため歯が移動し噛み合わせが悪化します。

ただ、舌のくせは自分で行っているのでやめようと意識することが大切です。

やっかいなのは寝ている間に行う歯ぎしりです。

これは無意識の行動なので、専用のマウスピースを装着して対応するしかありません。

悪い嚙み合わせの治療法

矯正治療

では、具体的に悪い噛み合わせはどのように治療するのでしょうか?

最もポピュラーな治療法として矯正治療が挙げられます。

矯正治療を行う場合、さまざまな矯正装置を使って歯の位置を動かし、噛み合わせを治していきます。

広く行われている治療法にはブラケット矯正とマウスピース矯正があります。

まず、ブラケット矯正では歯にブラケットを装着し、ワイヤーを通して歯を動かしていきます。

いっぽうで、マウスピース矯正はご自分専用のマウスピースを作り直しながら理想の歯並びに整えていく治療法です。

受け口や叢生、すきっ歯、出っ歯などの明らかな歯並びの乱れの場合には矯正治療を行うことがほとんどです。

入れ歯、ブリッジ、インプラント

歯は隣り合った歯によって支えられていますので、たった1本歯を失っただけでも動いてしまい、歯並びが悪くなります。

つまり、歯をなくした場合にはその部分を補てんする必要があるわけですね。

なくしてしまった歯を補う治療法として入れ歯やブリッジ、インプラントなどがあります。

この中でもインプラント治療は他の治療法と比べてとても優れていると言われており、天然の歯に近い状態に回復できます。

インプラントとはなくしてしまった歯の代わりに人工歯根をあごの骨に埋め込んで、そこに人工歯を装着する治療法です。

インプラント治療により噛み合わせ治療を行う場合、歯を1本なくしたものから全ての歯をなくしたものまで対応可能です。

では、どうして嚙み合わせの治療にインプラント治療が向いているのでしょうか?

その理由は他の歯に余計な負担がかからないことが挙げられます。

入れ歯やブリッジだとなくしてしまった歯の機能を健康な歯に頼ることで維持しますので、健康な歯の寿命まで短くしかねません。

ですが、インプラントならなくしてしまった歯のあったところに人工歯根を埋め込む治療なので、健康な歯に余計な負担をかける心配がありません。

インプラント治療は残された歯への負担を軽くしたうえでお口の機能を向上させる素晴らしい治療法なのです。

被せものを調整する

虫歯治療などにより被せものが入っている場合も噛み合わせが悪化することがあります。

天然の歯と被せものとは硬さが違うので、すり減り方も違うため噛み合わせが最初のうちはよくても、少しずつ乱れてきます。

また、治療の際に違和感をなくすため被せものを低めに作る場合があり、これによって噛み合わせがおかしくなることもあります。

噛み合わせを改善するための治療法としてお口の中の被せものの高さを改善したり、すり減ったところを補ったり、素材を変えたりなどの方法があります。

あごを治療する

あごの位置が前後左右にずれていると、あごの位置がおかしくなるため噛み合わせが悪化することがあります。

軽症の場合だとマウスピースなどを使い改善できますが、重症の場合は外科的手術が必要な場合があります。

また、マウスピース矯正やブラケット矯正など矯正治療だけで治療できない場合や、あごの異常がある場合は矯正治療と外科的手術のどちらも行う場合があります。

外科的手術をする際に顎変形症だと認められれば、保険を使って治療ができることも知っておきましょう。

まとめ

かみ合わせの重要性や悪くなる原因、正しいかみ合わせにするための治療法などについてご紹介しました。

噛み合わせが悪いままだとさまざまな弊害が起こるため、できるだけ早く治療した方がよさそうです。

もし、ご自分の噛み合わせに不安や心配な点があったら、信頼できるクリニックで一度相談してみてはいかがでしょうか?

きっと最適な治療法を提案してくれるはずですよ!

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