昔ではありえない?現代の生活が及ぼす歯への影響

はじめに

歯周病は生活習慣病の1つと言われており、日頃の生活習慣が歯周病の原因だと考えられています。

現代の生活がこの歯周病や虫歯など歯にどういった影響をもたらしているのでしょうか?

ここでは昔ではありえなかった現代の生活がどのように歯に影響をもたらしているのか、具体的にお教えしたいと思います。

現代の生活が歯に及ぼす影響

食生活の欧米化で歯周病になりやすい

最近、ファストフードやコンビニエンスストアなど、気軽にできあがったものを買って食べられるようになりました。

若い方だけでなく、高齢の方や仕事で忙しいビジネスマンにとってもありがたい存在です。

ただ、こういったところで売られている食べ物の多くが柔らかいものばかりで、ほとんど噛まずに食べることができます。

さらに、若い方たちが好きな食べものはハンバーガーやパスタ、カレーやラーメンなどほとんどが柔らかいものばかりです。

このような柔らかい食べものは噛まずに済み歯に付きやすいため、唾液の分泌が少なく歯に付着しやすいと言われています。

さらに、コンビニなどで食べものを購入する際、砂糖が大量に入った飲みものやデザートなども一緒に買う方が多いでしょう。

食べるもののほとんどは柔らかいものばかりで、甘いものを大量に摂るという食生活を続けているとプラークがたまってしまい歯周病になりやすいのです。

海外でまだ開発途上の国で暮らしている人たちは歯周病や虫歯がほとんどないそうです。

その理由は自然な未加工なものを生のまま、しっかりと噛んで食べているからだそうです。

人間は火を使えるようになって歯周病が増えたと言われているそうで、古代人は上流階級の人の方が一般の人より歯周病にかかっていたというから納得できます。

おいしく柔らかいものほど歯周病になりやすいということが分かります。

つまり、食生活の欧米化によって歯周病が増えたということになります。

ストレス社会で歯周病に

現代社会はストレス社会と言われており、程度には差があるもののほとんどの方は毎日ストレスを感じながら生活しています。

そのストレスは歯周病と大きな関係があると言われています。

ストレスがかかると質のいい睡眠が得られなくなり、免疫力が落ちてしまい歯周病菌の繁殖が活発になるそうです。

さらに、ストレスによって自律神経が乱れてしまい唾液の分泌が減ってしまうため、お口の中を清潔に保つことができなくなり歯周病菌が増殖します。

また、ストレスを感じると人間は無意識に歯を食いしばってしまうため、歯ぐきにかなり負担がかかると言われています。

そうなると、毛細血管が圧迫されてしまい血液の循環が悪化してしまうため酸素が供給させにくくなり老廃物が停滞したり、二酸化炭素が増えて免疫力が落ちてしまうのです。

歯周ポケットと言われるところで歯周病菌が繁殖するので、歯ぐきが弱ってしまうと歯周病はどんどん進行していきます。

運動不足で糖尿病から歯周病に

現代人はほとんどの方が運動不足でしょう。

運動不足が続くと糖尿病にかかりやすいと言われていますが、糖尿病にかかると歯周病にかかる危険性が高まります。

それを防ぐためにも適度に運動することが重要で、運動すれば免疫力もアップします。

運動不足を解消するためにも、日頃忙しい生活を送っていてもうまく時間を作って運動していただきたいです。

ただ、どうしても運動する時間が取れないという場合には生活習慣を改善しましょう。

たとえば、会社や駅などですぐにエスカレーターやエレベーターを利用する方は階段を使ったり、1つ手前の駅で降りて歩いたりなどです。

ちょっとしたことで運動不足が解消されるので、ぜひやってみて下さいね。

食生活の偏りで歯周病や虫歯に

栄養のバランスが偏ってしまうと免疫力が落ちてしまい歯周病のリスクが上がると言われています。
栄養素には5大栄養素というものがあり、たんぱく質、脂肪、ビタミン、ミネラルのバランスのとれた食生活を送ることが重要です。

現代人にとってもっとも不足していると言われているのがミネラルとビタミン類です。

不足しないためにも、果物や野菜、海藻類などを意識して摂るように心がけましょう。

また、糖分の多く含まれたジュースやスポーツドリンクをだらだらと飲み続けていると虫歯になりやすいため、できればお茶やお水を摂るようにしましょう。

食生活の偏りで歯並びが悪化

現代人の食べているものは上でも書いた通り柔らかく口当たりのいいものばかりです。

特にお子さんの好きなものと言えばハンバーグやオムレツ、パスタなどといったほとんど噛まずに食べられるものが多いです。

そういったものばかり日頃から食べ続けていれば、顎の成長が正しく行われないため、小さい顎になってしまいます。

一見、顎が小さいといいように思いますが、実際には永久歯が生える際に歯の並ぶスペースが確保されないため、スペースが足りず凸凹した歯並びになります。

現代の子どもたちはこのような悪い歯並びが多いのは食生活が大きく関係していると考えてよさそうです。

喫煙で歯周病が悪化

現代人はたばこを吸う人も多いです。

たばこを吸ってストレス解消という人も多いですが、たばこを吸うと体だけでなくお口にも悪い影響があると言われています。

たばこに含まれているタールによりプラークが歯につきやすくなり、ニコチンにより免疫力が落ちると言われています。

それにより、歯周病になるリスクが非常に高くなると言われていて、歯周病の人がたばこを吸い続けると歯周病がどんどん進行していくというから恐ろしいです。

その理由はたばこによって歯ぐきが腫れていたり、血が出ていても見た目に気が付きにくくなるため進行していても分からないからです。

つまり、歯周病を予防するためには禁煙することが重要です。

まとめ

昔ではありえない現代の生活が及ぼす歯への影響にはどういったものがあるか、具体的にご紹介してみました。

もし、あなたの生活習慣で当てはまるものがあったら、今日からでも生活習慣を見直してみませんか?

そうすれば、歯の寿命を延ばすことができるはずです。

定期的にクリニックで検診を受けることも忘れないでくださいね!

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