インビザラインで矯正するなら知っておきたい最新スキャナー”iTero”

はじめに

みなさんは最近インビザラインという言葉を聞いたことはありませんか?インビザラインは矯正治療の中でも優れた矯正装置の一つと言われており、最近注目されつつある矯正装置です。

インビザラインはマウスピース矯正の一つですが、ここではそんなインビザラインで使用される最新スキャナーiTeroについて詳しくご紹介しましょう。

インビザラインとは

そもそもインビザラインとは1999年にアメリカで研究開発されたマウスピース型の矯正装置のことです。マウスピースを交換しながら少しずつ歯を移動させていくもので、クリンチェックという3Dシミュレーションが特徴です。

また、2016年時点で、世界で420万症例以上を誇る最新の歯科矯正治療用装置です。

費用についてですが、一般的に80~110万円程度のことが多いです。広告などではまれに60万円程度で治療できると謳っているクリニックもあるようですが、保定装置や精密検査代などが含まれているかどうか、別途費用がかかるのかなどを前もって確認しておく必要があるでしょう。

安心して治療を受けるためにもトータルでいくらになるのかを事前にチェックしておきましょう。

インビザラインのメリット

金属アレルギーの方でも治療できる

インビザラインの矯正装置はプラスチックなので金属アレルギーの心配がなく、アレルギーのために矯正治療をあきらめてしまった方でも安心して治療が受けられます。

通院回数が少なくて済む

1~2週間ごとにマウスピースの交換をご自分で行うため通院回数が少なくて済みます。定期的にクリニックへ1ヶ月半~3ヶ月に1回程度通院する必要がありますが、忙しい方などでも気軽に治療が始められます。

審美性が高い

マウスピースは透明なので目立たず周りの方に気づかれずに矯正治療を行うことができます。滑らかで薄い矯正装置のため話しにくさも違和感もほとんどありません。

痛みがほとんどない

あまり力がかからないのでこれまでの矯正装置と比べると痛みがほとんどありません。また、ブラケットやワイヤーなどを使っていないのでお口の中の粘膜に刺さるような痛みなどもなく、口内炎ができることもありません。

取り外してケアできる

インビザラインの矯正装置は取り外しができるので、歯磨きもいつも通りに丁寧に行うことができます。

今までの矯正装置は取り外せないのでプラークが付きやすかったですが、インビザラインの矯正装置はプラークが付きづらいため歯や歯の周りの組織を常に健康に保てます。また、インビザラインの矯正装置は歯ブラシを使って洗うこともできるので常に衛生的に保てます。

好きなものが食べられる

これまでの矯正装置の場合葉物などは絡みやすかったり、粘着性のあるお餅のようなものはつきやすかったりしました。ですが、インビザラインの矯正装置は取り外せるので好きなものを食べることが可能です。

インビザラインのデメリット

ただ、メリットがこれだけ多いインビザラインにもデメリットがないとは言えません。

治療を行っているクリニックが少ない

インビザラインが日本に入ってきたのはまだ最近のことなので、インビザラインでの治療を行っているクリニックはまだ少ないです。しかも、大都市圏のクリニックに限られています。

 装着時間を守らないと治療期間が長引く

インビザラインで矯正治療を行っている間は1日当たり20時間以上装着しておく必要があります。その時間を守らないでいると、矯正期間が長引いたり、矯正がうまくいかなかったりします。

iTeroとは

ではiTeroとはいったいどういったものなのでしょうか?

これはお口の中の状態を直接コンピューターに取り込める世界最新の3Dスキャニング装置のことを言います。

これまでインビザラインの矯正装置を作るためにはお口の中をシリコンなどを使って歯型を取る必要がありましたが、iTeroを使った場合、シリコンが硬くなるまでの時間や独特のにおいなどを気にせず作成できるようになりました。

さらに、これまでより高精度の歯型を作ることができ、スキャニングの結果はすぐその場でチェックできるので通院回数も少なくて済みます。

iTeroを使うことでインビザラインでの治療を始めるまでの期間がかなり短縮されることになります。

歯型の取り直しが少なくて済む

インビザラインの矯正装置を作るためには歯型のデータを取る必要があります。ただ、データの不備などがあると取り直す必要が出てきます。

シリコンを使うと検査全体の4パーセント程度は取り直しが起きると言われていますが、iTeroを使った場合たった0.4パーセント程度しか取り直しが起きないと言われています。これは、今まで100万件を超えるデータ結果によって分かっています。

つまり、iTeroを使って矯正装置を作成すると、患者さんが何度もクリニックに来てデータを取る必要ないということですね。また、iTeroのデータはお口の中の詳細まで再現できるため、より正確なデータを得た上で治療が始められます。

治療計画を作るまでが早い

シリコンを使ってマウスピースを作る場合にはアメリカのメーカへ郵送便で送るためデータを取得して治療計画を作るまでには2週間程度の時間が必要です。つまり、日本でインビザラインの治療を行うにはこの郵送のため時間がかかってしまうわけですね。さらに、航空事情や天候などによりさらに時間が遅れることもあります。

iTeroを使って治療を行えば、検査データはネットでアメリカのメーカに送られるので治療計画は半分程度で作ることができます。インビザラインの治療にかかる時間が大幅に減るということになりますね。

マウスピースの違和感が激減する

以前行われた研究結果によれば、インビザラインの症例でフィット感が悪いというケースがシリコンで作った物に対しiTeroで作ったものだと7分の1だったそうです。

iTeroで作成したデータは精密なのでフィット感の高いマウスピースを作ることができるということが言えます。

 まとめ

インビザラインの最新機器iTeroについてメリットなどをまとめてみました。

まだ導入しているクリニックは少ないですが、インビザラインで矯正治療を行う場合、このiTeroを使って治療を受ければさまざまな恩恵が受けられそうですね。もし、インビザラインで矯正治療を行うことになったら、ぜひiTeroを導入しているクリニックを探してみてはいかがでしょうか?

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