作った入れ歯を使用しないのはNG!歯が無いまま過ごすことのリスク

はじめに

あなたが使っている入れ歯はお口に合っていますか?
自分に合った入れ歯を使っていれば、しっかりとものを噛むことができます。
いっぽうで、合わない入れ歯を使い続けていると精神的ストレスがかかるほか、全身への健康に影響が出ることがあります。
ですが、合わないからと言って使わないでいるとさまざまなリスクが起こるもの。
ここでは入れ歯を使わないことで過ごすことのリスクについてまとめてみます。
今使っている入れ歯が合わないという方は最後までお読みくださいね!

入れ歯が合わない理由

せっかく入れ歯を作っても、さまざまな理由で使わずにいる方がいるようです。
ですが、たった1本でも歯のない状態で生活をし続けると、お口の中以外に全身に悪影響が出るということが分かっています。
入れ歯を作っても合わない場合、ほとんどが作った当初から合わないことが多いようです。
違和感があるもののこんなものか・・と思ってしまい、歯科医師に相談しないまま使わないでいることもあるようですね。
では、どうして合わない入れ歯ができてしまうのでしょうか?

患者と歯科医師の意思疎通不足

 

経験豊かな歯科医師であっても、人間のお口に合わせて入れ歯を完璧に作製するのは難しいでしょう。
ぴったり合った入れ歯は何度となく患者さんと相談し、調整して作り上げる必要があります。
ただ、保険を使って入れ歯の場合だと、その回数に限りがあるため相談がきちんとされないまま最終調整なしに通院をやめると、合わない入れ歯ができてしまい最終的に使わない・・ということにつながります。
もし、今使っている入れ歯が合わないためどうしても使いたくない場合にはそのまま放っておかず、作製したクリニックで相談することが大切です。
歯が抜けたままで放っておくと、さまざまなリスクが起こってしまうからです。
作った入れ歯が合わない場合にはクリニックで調整してもらうことができるためなるべく早く相談するようにしましょう。

効率重視で入れ歯が作られる

 

入れ歯を作る過程は実は戦後からそう大きな変化はないそうです。
以前は歯科医師の数が非常に少なかったため、患者さんが集中してしまい効率よく入れ歯を作る必要がありました。
これが国民皆保険の導入後、今の入れ歯作りのベースになっていると言われており保険を使った入れ歯を作る場合素材も限定されるため、合わない入れ歯が出来上がってしまうのです。

入れ歯を使わないで過ごすことのリスク

  1. 歯周病や虫歯になりやすい

    歯がなくなったところに両側の歯が傾いてくるため、歯の根元にすき間ができたり歯と歯の間にすき間ができてしまうと汚れが溜まりやすくなります。
    そうなると、歯周病や虫歯になるリスクが高まります。

  2. 他の歯に力がかかり歯の寿命が短くなる

    歯は噛み合わさる際咬合圧というものを全体に分散していると言われています。
    歯の本数が減ると、それだけ残された歯に大きな圧力がかかってしまうことにつながります。
    さらに、残された健康な歯だけで噛むとそこばかりに咬合圧がかかってしまうため、健康な残りの歯の寿命が短くなってしまいます。

  3. 歯並びが悪くなり左右非対称の顔立ちになる

    歯がないままでいると、なくなった歯のあったところに残された歯がよっていくと言われています。
    そうなると、歯並びが少しずつ変化してしまいすき間を埋めようとさらに隣合った歯もより始めてしまうため、少しずつ非対称な歯並びになり顔立ちも歪んできます。

  4. 咀嚼力が落ち体のバランスが崩れる

    歯をなくしてしまうと、歯がある時と比べ当然ですが咀嚼力が落ちてしまいます。
    特に奥歯の咀嚼力は大切で、入れ歯を使わないと転ぶリスクが2倍以上もなると言われているほどです。
    その理由は下あごが不安定になるため、全身のバランスを保てなくなるからだそうです。
    高齢者の方は特に歯をなくしてしまっていることが多いため、転ばないよう入れ歯を外したままにするのは危険です。

  5. 噛み合う歯が伸びる

    歯を部分的になくした場合、そのままにしていると噛み合うはずの相手がなくなるため反対側の歯が伸びてきます。その結果、歯の根元が露出してしまい知覚過敏につながることがあります。
    さらに、なくなった歯の両隣の歯が歯のないところへ寄ってくるため倒れてくるリスクもあります。
    つまり、歯をなくしてしまった場合にはその部分をすぐに補ってあげなければならないのです。

  6. しわが増え老けて見える

    歯や歯ぐきがあることで顔にハリが出るようになっているため、歯がないと見た目にハリがなくなりしわになるため実際の年齢よりかなり老けて見えます。
    入れ歯を入れれば、顔立ちが若々しく見えるのできちんと入れるようにしましょう。
    入れ歯が合わないからと言ってそのままでいると、歯ぐきが痩せていざ入れ歯を入れようとしても入れられなくなるリスクがあります。
    なるべく早めに入れ歯を作製したクリニックで相談をし、入れ歯を入れていない期間を短くするようにしましょう。

  7. 発音しづらくなる

    歯がないまま放っておくと、そこから空気が漏れるため発音しづらくなります。
    特に前歯の場合会話をする際に空気が抜けるので発音しづらくなると言われています。そうなると、相手も聞き取りづらくなりますし、声のイメージが変わってきますので、仕事上で会話が重要な場合にはできるだけ早く歯を補う治療を受けるようにしましょう。

  8. 口の中を噛みやすい

    歯をなくしてしまうと、スペースができてしまうため食事の時など口を動かす際に舌やほおの肉が入り込んでしまうことが増えます。
    そうなると、会話中や食事中に口の中を噛んでしまうことが増え、その傷が口内炎になってしまう・・という悪循環が起こります。
    ですので、これも上と同様にすぐにでも空いたスペースを埋める治療を受けることが大切です。

まとめ

入れ歯が合わない理由や歯がないまま過ごすリスクについてまとめてみました。
入れ歯が合わない理由は人それぞれの生活習慣やお口の中の状態によって違ってきます。
ぜひ、ご自分のお口にぴったり合った入れ歯を作ってもらうようにしましょう。
ぴったり合った入れ歯を装着し、歯のない時間をできるだけ短くすることで毎日を快適に過ごしてくださいね!

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