ブリッジの嬉しい効果と知っておきたいリスクとは

はじめに

みなさんは大事な歯を失ってしまった時にどういった治療法を選ぶか迷いませんか?

治療法としてインプラント、入れ歯、ブリッジなどがありますが、それぞれにメリット・デメリットがあるため、悩んでしまうのは当然ですよね。

正しい知識を知り納得して治療に臨めるよう、ここではブリッジの効果やリスクについてまとめていますので、歯を失ってしまい治療法に悩んでいる方は是非お役立てください。

ブリッジ治療とは

ブリッジ治療とは歯を失ってしまった部分の両隣の歯を削り、土台にし橋を渡すように人工歯を入れ、歯の機能を回復する治療法です。

実際の橋と似ているためブリッジと呼ばれており、ほとんどのクリニックで行われている治療法の一つです。

ブリッジ治療は保険が使えるため安くでき、審美性、機能性共に優れているので、歯を失ってしまった時にインプラントは高額で受けることができない方にもおすすめの治療法です。

ブリッジのうれしい効果

違和感がない

ブリッジは入れ歯のように取り外す必要もなく、ピンク色の部分もないので見た目もよく、違和感がないのが特徴です。

噛み心地がいい

入れ歯は取り外すため硬いものを噛んだりした場合、動くことがあるのがデメリットですが、ブリッジは着脱せず接着してしまう治療法なので土台になる歯が動かない限り、ぐらつく心配がありません。

 

ブリッジのリスク

素晴らしい治療法であるブリッジにもリスクがあります。

削った両隣の歯が歯周病や虫歯になることがある

削った歯が歯周病や虫歯になりやすいとも言われています。

健康な両隣の歯に負担がかかる

削った両隣の歯に負担がかかってしまうため、歯が割れてしまい、その歯を抜歯する必要が出ることもあります

周りの歯を多く削る必要がある

ブリッジは両隣の歯を4~7割程度も削る必要があります。多く削らねばならないため、神経のある部分まで削らなければいけないこともあります。

骨が痩せることがある

歯のないところの骨が痩せることもあると言われています。

ブリッジ治療の費用

では、ブリッジ治療にはどの程度の費用がかかるのでしょうか?

制限のある保険診療と、自由に素材などが選べる自由診療では相場に差があります。

保険診療の場合

保険を使った場合の相場は1本当たり2万円程度で、治療を行う歯の場所によっても金額に差があります。また、奥歯で硬質レジンを使わない場合は1万円程度で済みます。

ですが、保険を使う場合の決まりは細かくなっており、保険が使える範囲内でブリッジ治療を受けるにはその決まりに合わせ多めに削る場合もあります。

また、必要な検査や診断、処置などにかかる費用は事前に提示されることが多いです。

治療後のチェックについての費用は別途かかることが多く、1回当たり千~3千円のところがほとんどです。

保険外診療の場合

保険を使わない自由診療のブリッジ治療の相場は1本当たり5~15万円程度のことが多いです。

使用する素材によって差が出ますが、メタルボンドだと8~10万円、ハイブリッドセラミックだと5~8万円、オールセラミックだと12~15万円程度になることが多いです。

また、これ以外に検査や診断料、治療代、アフターケアにかかる費用が必要になります。

ブリッジ治療を受ける際の注意点

適切な手入れ

ブリッジ治療を受けたら、適切なお手入れを行わないと寿命が短くなります。

ブラッシングの際に、ブリッジのすき間に出し入れ可能な太さの歯間ブラシを選ぶことが大切です。あまり細いと、プラークを除去しきれないからです。

クリニックでご自分にぴったり合った大きさのものを選んでもらいましょう。

ブラッシングの際には歯間ブラシを差し込んで、小刻みに出し入れしブラッシングすることが大切です。ブリッジ治療を受けると、クリニックでブラッシング指導を行ってくれることが多いため適切な方法を身に付けましょう。

歯周病を防止する

歯周病や虫歯になると、ブリッジの寿命を間違いなく短くすると言われています。

土台になる歯が虫歯になることはもちろんですが、その周りの歯ぐきが歯周病になるとブリッジがだめになってしまうからですね。ですので、日ごろから歯ブラシ以外の補助用具を併用し磨き残しをなくすことが大切です。

こういったアイテムを使うことで、歯と歯の間や奥歯の汚れを効果的に落とすことができるからです。

食いしばりや歯ぎしりを防止する

食いしばりや歯ぎしりのくせがある方は防止しましょう。

食いしばりや歯ぎしりをブラキシズムと言いますが、ブリッジに余計な力がかかるため寿命が短くなる場合があるからです。

もし、どうしても食いしばりや歯ぎしりを改善できない方はクリニックで治療を受けるといいでしょう。

硬いものをブリッジの部分で噛まないようにする

ブリッジに使用される人工歯の素材にはさまざまなものがありますが、あまりに硬いものを噛むと欠けてしまうことがあるため要注意です。

それに、硬いものを噛むと土台になる歯に負担がかかり歯槽骨や歯根膜にまで悪い影響が及ぶことがあるため、寿命が短くなってしまう可能性があります。

定期検診を受ける

ブリッジ治療を受けたら、かかりつけのクリニックで定期的に検診を受けることも大切です。

ブリッジが破損していないかなどの不具合をチェックしてくれるほか、日ごろのケアがきちんとされているかどうか、噛み合わせがいいかどうかなど、定期的に診てもらうことができます。

まとめ

ブリッジ治療はかなり歴史のある治療で、実績のある素晴らしい治療法です。

ですが、歯をなくした原因によってはインプラントや入れ歯の方が向いていることもあります。
ブリッジと比べ、インプラントや入れ歯の方が残された歯の寿命を延ばすことができるケースもあるからですね。

何よりも大切なのは歯を失わないことなので、お口の中のさまざまな状態を考慮した上で治療法を選ぶようにしましょう。

 

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