意外と知らないブリッジのメリットデメリット

はじめに

なんらかの理由で歯を失ってしまった場合の治療法として、インプラント治療や入れ歯の他に、ブリッジ治療があります。ブリッジ治療とは残された健康な歯を橋げたにして使用するので、基本的にその歯が健康でないと治療ができません。

さらに、その位置も重要な要素となっており、場合によっては橋げたとされる歯が3本以上必要な場合があります。

ブリッジ治療で適切に被せられた歯はまるでご自分の歯のように回復できるのが特徴です。ここではそんなブリッジ治療のメリットやデメリットについてご紹介したいと思いますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

 ブリッジ治療とは

そもそもブリッジ治療とは少ない歯の欠損についてその両隣の歯を削り土台にして被せものを繋げて、失った機能性や審美性などを回復できる治療法です。

材料として使われるものとしては金合金・レジン・セラミックなどがありますが、それらを組み合わせることもあります。ただ、保険を使って治療を行える材料は限られており、銀合金が使われることが多いです。

前歯の部分は審美性を考慮してレジンが使われますが、臼歯は金属を使うことが多いので見た目の問題があります。

自由診療となるジルコニアやセラミックなどは審美性や精度が高いためメリットが多いですが、その分費用が高くつきます。

ブリッジ治療の方法

  1. まず、麻酔をかけて土台となる歯を削っていきます。この歯にブリッジが入ることになります。歯を削った土台の形に歯を削っていきますが、粘土のような材料を使い削った歯と噛み合わせの歯の型を取っていきます。
  2. 上下の噛み合わせを取っていきます。きちんと歯が合うように噛み合わせの位置を記録しておき、仮の歯が動いたりしみたりしないように入れます。1週間ほど経ったらできあがりますが、セラミックを使った場合は2週間程度かかることもあります。
  3. 噛み合わせの調整をしていきます。
  4. 完成した歯のブリッジをお口の中で最終調整します。この後微調整を繰り返していきます。
  5. 最後にセメントで接着します。

 ブリッジ治療のメリット

治療期間が短い

ブリッジ治療の最大のメリットは治療期間が短くて済むことです。

ブリッジ治療は最短で2回の通院で済むこともあります。しかし、インプラント治療の場合は最低でも4回程度通院する必要があり、骨とインプラントが結合するまでの期間が長くなるので被せものを入れるまでに2ヶ月以上待つこともあります。

歯医者さんに通う期間をなるべく短くしたいという方はブリッジ治療だとメリットが多いと感じるでしょう。

被せものが固定されやすい

ブリッジは治療が終わると歯科用の接着剤を使ってしっかり固定されるため、入れ歯のようにがたついたり、噛む度にずれてしまうことがありません。

インプラントは最終的に被せものを仮に接着剤を使って仮につけるため、強い力がかかりすぎると外れてしまうこともあります。ですが、ブリッジ治療の場合はそのような心配のないのがメリットだと言えるでしょう

外科的手術が必要ない

インプラント治療の場合外科的手術が必要となりますが、ブリッジの場合はそういった手術の必要がありません。

白い歯を入れることができる

保険を使ったブリッジ治療でも前歯については白いものを使うことができます。見えない内側は金属を使うものの、基本的に見えないので目立ちません。

保険が使える

インプラント治療は自由診療なので保険が使えませんが、ブリッジ治療の場合には保険が使えます。ですが、材料としては臼歯が銀合金となっており、前歯の部分は審美性を考慮してレジンを接着したものが使われます。

入れ歯と比較すると審美性が高い

入れ歯の場合バネをかける必要がありますが、金属を使うことが多いため、審美性が低いのがデメリットです。また、入れ歯は歯ぐきの代わりとなるピンク色の部分が見えるのが気になるという方もいます。

噛み心地がいい

上でご紹介した装着感と同じことかもしれませんが、ブリッジ治療は取り外すこともなく接着させるので土台がしっかりしていればぐらつく心配がありません。

ですが、入れ歯だと取り外すため硬いものを噛んだ時などにぐらつくことがあります。

装着感がいい

ブリッジだと取り外すこともないので装着感が非常にいいのが特徴です。

発音しやすい

ブリッジ治療は舌に接触する部分が少ないため気になることもなく、発音がしやすいです。

ブリッジ治療のデメリット

周りの歯を削る必要がある

ブリッジ治療では両隣の歯を橋げたにするため、健康な歯の4〜7割程度を削らねばなりません。必要であれば神経を取ることもあるようです。

いったん削ってしまった歯は元どおりにすることはできないため、歯の寿命が短くなってしまうのがデメリットです。ただ、最近では歯を削らずに済むブリッジ治療というものもあるようですね。

両隣に歯がないと治療が不可能

ブリッジは両隣に歯がないと治療ができないため、奥歯から歯がなくなっている人は治療を行うことが不可能です。たとえば、1番奥の歯がなくなっていたり、その隣の歯もない場合には治療ができません。

土台の歯に負担がかかる

ブリッジ治療は土台となる歯が2本で3本分の歯を支える必要があるため、支える歯が弱い場合には揺れたり割れたりすることがあります。

食べもののかすが詰まりやすい

人工歯が3つ以上繋がっているため、ブリッジの橋げた部分と歯ぐきとの間に食べもののかすが詰まりやすくなるのがデメリットです。

また、ブラッシングしにくい上に歯間ブラシも使えないのでお口の中が不衛生になってしまうので、きちんとケアやメンテナンスを行う必要があります。

まとめ

歯のブリッジ治療と言っても、種類や素材がさまざまでメリットもあればデメリットもあります。また、保険を使うかそうでないかによっても費用もかなり変わってきます。

適切なアフターケアによってブリッジの寿命を延ばせれば多少費用がかさんでも、長い目で見た時に安上がりということもあります。歯を失ってしまった時の治療法としてはブリッジ治療の他にインプラントなどの治療法もあります。

信頼できるクリニックを見つけていただき、納得できるまで相談するようにしましょう。

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