入れ歯やブリッジの正しいお手入れ方法

 

はじめに

歯がなくなってしまった後の治療法としてブリッジや入れ歯、インプラントなどさまざまなものがありますが、一体どれを選べばいいのか分からない方も多いでしょう。

ここではブリッジと入れ歯のメリットやデメリット、お手入れ方法などについてご紹介してみますので、ご参考になさってみてください。

 

歯が抜けたままにしておくと?

1本位歯がなくても大丈夫・・なんて考えは大間違いです!

最近では歯を長持ちさせるためにできる限り削らず、抜かない治療が一般的になってきており、抜歯は最後の手段と言われています。

ですが、歯周病や虫歯が進んでしまったり、事故などで歯が抜けてしまった場合には抜歯する以外方法がないこともあります。

歯が1本くらいなくても不便がないとか、歯を抜いたのは奥歯で目立たない・・などと放っておくと、時間が経つにつれてさまざまな悪影響が出てくるのは間違いありません。

さらに、1本1本歯根部の周辺にある歯根膜には咀嚼することで脳に繋がっているセンサーがあると言われています。

それがなくなってしまうため、認知症になりやすくなるとも言われているほどです。

歯の役割には大きく分けて嚥下と咀嚼、審美、発音の4つがあります。

永久歯は親知らず以外に上下顎それぞれに14本あって、上顎と下顎の歯がうまく噛み合うことによってこの役割が果たされているのです。

それが1本でもなくなってしまうと両隣の歯が倒れてしまったり、噛み合っていた歯が伸びすぎたりするため、噛み合わせがおかしくなります。

そうなると、うまく噛めなくて食事がとりにくくなったり発音しにくくなるほかに、歯と歯のすき間が広がってしまい食べもののかすが挟まりやすくなるため、歯周病や虫歯の原因になります。

さらに、怖いのは噛み合わせがおかしくなると肩こりや頭痛、耳鳴りなどの原因になることです。

 

ブリッジとは

ブリッジは歯がなくなってしまった場合、両隣の歯を削って土台にし、そこに橋を渡すようにして人工歯を被せるものです。

なくなってしまった歯の本数が1、2本など少ない本数の場合に行われる治療法です。

なくなった歯が生えていた場所、土台になる歯がどの程度健康か、咀嚼する力がどの程度か・・などをトータルに診断した後作成していきます。

なお、ブリッジは健康保険が適用となるため費用が安く済みますし、審美性が高い治療法ですが、場合によってはブリッジが行えないこともあります。

他に歯をなくした時の治療法としては入れ歯やインプラントなどがあります。

 

ブリッジのメリット

さて、ブリッジのメリットは

 

  • 見た目が自然
  • 治療期間が短くて済む
  • 土台になる歯に直接つけるため違和感が少なくて済む
  • 治療費が安く済む

 

・・などですね。

 

ブリッジのデメリット

次にブリッジのデメリットとしては

 

  • 土台になる健康な歯がないと治療が行えない
  • 回りの健康な歯を削る必要がある
  • 歯がないところの骨がだんだんと痩せていく
  • ブリッジと歯ぐきのすき間に食べかすがつまる

 

・・などが挙げられます。

 

入れ歯とは

入れ歯とは、なくなった歯を補うための取り外しできる人工歯のことを言いますが、一言で入れ歯と言ってもさまざまなものがあり、なくなった歯の場所や本数によって変わってきます。

なお、入れ歯には大きく分けて二つありますが、なくなった範囲によりどちらを使うかを決めるようですね。

 

入れ歯のメリット

 

  • 取り外して洗える
  • メンテナンスが楽
  • 健康な歯を削る必要がない
  • 歯周病のような健康な歯と同様の病気にかからない

・・などがあります。

 

入れ歯のデメリット

 

  • すき間に食べ物がつまる
  • 外れやすい
  • 毎日メンテナンスが必要
  • 保険適用の入れ歯を使った場合金属の留め具が見えるため見た目が悪い
  • 歯ぐきが痩せてくると調整や作り直さなければならない

・・などがあります。

 

ブリッジのお手入れ方法

歯間ブラシを使う

歯間ブラシを使うと歯と歯の根元をキレイにすることができます。

歯の根元は歯周病や虫歯が進行しやすい部分ですが、歯間ブラシを通せば汚れを落とすことが可能です。

 

デンタルフロスを使う

デンタルフロスを使ってブリッジの汚れをかき出せば口臭を防止できると言われているため、積極的に使うといいでしょう。

 

タフトブラシを使う

タフトブラシとは毛先が一つにまとまった歯ブラシのことで、歯ブラシだけでは届きづらいすき間部分やくぼみの部分をこれでキレイにすることができます。

 

入れ歯のお手入れ方法

寝る前には必ず洗う

なお、入れ歯は人工歯なので虫歯になることはありません。

ですが、一見キレイに見えても雑菌が付いていますし、汚れたままでいると口臭が起きてしまったり、黒ずんでしまったりするので長持ちさせるためにはきちんとお手入れすることが大切です。

歯磨きのように食後毎回洗うことが理想でしょうが、なかなか難しいため、寝る前だけでもキレイにていねいに洗うようにしましょう。

 

専用ブラシを使う

なお、毎日のお手入れとしては入れ歯専用ブラシを使って洗うといいでしょう。

寝る時には洗った後、水の中に入れ保管しておきましょう。

清潔に保つためにはこの水は毎日取り換えるようにしましょう。

また、3日に1回は入れ歯専用の洗浄剤を使ってケアするようにしましょう。

その方法は洗浄剤を使って汚れを浮かし、ブラシでこすってキレイな水で汚れと洗浄剤を洗い流していきます。

この時、漂白剤や熱湯につけるのは変形したり、変色したりするためやめておきましょう。

また、乾燥させないようにするため必ず水につけておきましょう。

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

なくなった歯を補う方法としては入れ歯やブリッジ、インプラントなどさまざまな方法があります。

ですが、どれもメリットがあればデメリットもあります。

日ごろのケアやメンテナンスも大変重要ですので、それぞれの特徴をじゅうぶん知った上で、ご自分のライフスタイルに合ったものをクリニックでよく相談して選ぶことが大切ですね。

また、歯をなくしてしまわないよう、日頃からていねいなお口のケアや定期的なクリニックでの検診も大切です。

ぜひ、ご参考になさってみてくださいね!

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