歯を守るために今から始めたい習慣とは

はじめに

歯医者さんは虫歯になったら行くところだと思っていませんか?

歯医者さんで治療をすれば痛みなどが治まるのは事実ですが、虫歯は自然治癒しないのでいったん削ってしまうと、もう元に戻すことは不可能です。

虫歯になったら削る、また虫歯になる、削る・・というのを繰り返しているうちにどんどん歯が削られていくため、最終的に抜歯しなければいけなくなることもあります。

治療するだけでは虫歯の進行を遅らせたりすることしかできないのです。

つまり、いったん治療をしてしまうと元の状態には戻せないということになります。

ここでは歯にとって悪い習慣や、歯を守るために今から始めたい習慣についてまとめてみます。

歯を失うと

たかが歯を1本失ったとしても、他の歯があるから大丈夫などと考えている方もいると思います。

歯が1本抜けた位では他の歯あれば食事や会話ができますが、実際には歯をなくすとさまざまなデメリットがあります。

歯を失うとその空いたスペースを補うために隣合った歯が傾き出します。

そのまま放っておくと、抜けた歯の隣の歯だけでなく他の歯まで動いてしまい、噛み合わせや歯並びが悪化します。

噛み合わせが悪くなってしまうと、噛む力が不均等になってしまい健康な歯まで悪くなってしまったり、歯並びが悪化することでブラッシングしにくくなり汚れが溜まっていき歯周病や虫歯になる危険性がアップします。

つまり、たとえ1本歯を失っただけでも想像以上にお口の中の状態が悪化するということです。

野生動物の場合、歯を失うとそれは死を意味します。

人間は歯を失っても補うための治療法があるため死に至ることはないものの、残された健康な歯を保つために日ごろから気を付ける必要があります。

 歯にとって悪い習慣とは

間食が多い

間食が多いと、常にお口の中が酸性に傾くため歯を溶かし続けてしまうので歯の再石灰化が進みません。

間食する場合は時間を決めるようにしましょう。

スポーツドリンクをよく飲む

スポーツドリンクは酸性なので歯を溶かすと言われています。

常にスポーツドリンクを飲む習慣がある方は控えるようにしましょう。

片側ばかり向いて寝る

片側ばかり向いて寝る方は顎関節に負担がかかったり、顎が歪んだりします。

食いしばりや歯ぎしり

疲れていたり、ストレスがかかった時など無意識に歯を食いしばっていることがありませんか?

そういった方は意識的に食いしばりをしないよう心がけましょう。

キャラメルや飴をよく食べる

常に飴をなめたり、キャラメルを食べたりする方は虫歯になりやすいので控えた方がよさそうです。

歯を守るための生活習慣

食生活を改善する

繊維質や野菜を多く摂るように心がけましょう

お茶や水を飲む

糖分の多いジュースなどを飲むのではなくお茶や水を飲むようにしましょう。

特にお茶には抗菌作用があるためおススメです。

朝の歯磨きを行う

寝ている間にお口の中の細菌は劇的に増えると言われています。

そのため、朝ご飯を食べるかどうかに関係なく朝歯磨きを行うようにしましょう。

また、お口の中の細菌が増えると口臭の原因になるため注意が必要です。

ていねいなブラッシング

虫歯や歯周病を予防する最大の方法にブラッシングがあります。

ほとんどの方が1日に2回以上は歯磨きをしているはずですが、実際にはきちんと磨けていないことが多いです。

何か食べたら、汚れが溜まりやすいところに重点を置いてていねいにブラッシングしましょう。

補助アイテムを使う

また、歯磨きの時に歯ブラシだけでなく補助アイテムを使うことをおススメします。

たとえば、デンタルフロスや歯間ブラシなどを併用することで、歯ブラシだけでは取り除けない汚れまで取り除くことが可能です。

ドラッグストアや薬局、スーパーなどでさまざまな補助アイテムが売られていますので、ご自分が使いやすいと思うものを選んでいただければと思います。

歯ブラシは頻繁に交換する

歯ブラシを使い続けていると機能性が弱まってしまい、長時間磨いていてもしっかりと汚れを落とすことができないので、歯ブラシは頻繁に交換するようにしましょう。

人によって磨く回数やブラッシング法が違っているため一概には言えませんが、最低でも1か月に1回は新品に交換しましょう。

忘れてしまいそうなら、1日や20日など交換する日を決めておくといいでしょう。

お口に合った歯ブラシを使う

歯ブラシにはさまざまな種類があり、大きさや長さ、毛の硬さや形などがあります。

ご自分の歯や歯ぐきの状態に合ったものを選ぶことが大切です。

クリニックで検診を受ける時にどういった歯ブラシを選べばいいのか指導してもらってもいいでしょう。

クリニックで定期的に検診を受ける

日ごろのセルフケアも重要ですが、定期的にプロにお口の中の状態をチェックしてもらうことも大切です。

ただ、クリニックで検診を受ける場合保険が使えないので自費診療となりますが、予防をしっかり行っていればさほど大きな負担にならないでしょう。

そう考えると、定期的な検診を受けることは将来的のための健康投資と言っていいでしょう。

もし、検診を受けずにいると歯周病や虫歯がどんどん進行してしまい、治療費が莫大になる可能性があるからです。

クリニックで定期的に検診を受けると歯石をきれいに取り除いてくれます。

また、正しいブラッシングの仕方なども指導してくれるためメリットが多いです。

歯石とはプラークが石灰化したもので、歯周ポケットにたまっていき歯周病菌が増殖する温床になる恐ろしいものです。

この歯石を取り除くためには専用の器具を使って行う必要があり、ご自分で行うことは不可能です。

歯石を取り除くことで歯周病を予防でき、お口の中がすっきりするなどのメリットがあります。

まとめ

歯を守るために今から始めたい習慣や、歯をダメにする生活習慣などをまとめてみました。

歯は1本なくしただけでもさまざまな悪影響があります。

日ごろのセルフケアはもちろんですが、定期的に検診を受けていただきいつまでもご自分の歯で食事をしたり、会話できるよう努めて下さいね!

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