ホワイトニングは安全?ホワイトニングの知識

はじめに

ホワイトニングとは専用の薬剤を使い歯の汚れを白くしていくというものです。
安全性について心配する方も多いですが、日本のクリニックで使われている薬剤は基本的に安全性が認められています。
ただ、ホワイトニングを行わない方がいいという考えを持った方もいらっしゃるのは事実です。
ここではそんなホワイトニングの安全性や控えた方がいい方とはどういった方か・・などについてお伝えします。

ホワイトニングとは

そもそもホワイトニングと一言で言っても、クリニックで薬剤を塗布し光を照射するオフィスホワイトニングと、自宅で薬剤を塗布しマウスピースを装着するホームホワイトニングの2つがあります。

オフィスホワイトニング

クリニックで行われるホワイトニングをオフィスホワイトニングと言います。
これは過酸化尿素が含まれる薬剤を歯に塗布し、レーザーやLEDなど特殊な光を当てることで過酸化水素が水と酸素に分解され、発生した酸素によってエナメル質の内部にある色素を白くしていくものです。
施術時間も短時間で済むといったメリットがあります。

ホームホワイトニング

自宅でご自分で行うホワイトニングをホームホワイトニングと言います。
自分専用のマウスピースの中に薬剤を入れ、毎日歯に装着し白くしていきます。
2週間程度続けることが望ましいとされており、クリニックでマウスピースを作製し歯科医師の指導のもとで行っていきます。
このホワイトニングは過酸化尿素が含まれる薬剤を使い、この成分は自然分解し尿素と過酸化水素とに分解され、おだやかな漂白作用で歯を白くしていきます。
以上の2つのホワイトニングを併用した方法をデュアルホワイトニングと言います。
クリニックで最初にオフィスホワイトニングを行った後、自宅でホームホワイトニングを行う方法でそれぞれのメリットを活かし効果的に歯を白くしていきます。

ホワイトニングの安全性

ホワイトニングは高濃度の薬剤で歯を溶かしてしまうのでは、、、、そう思っている方も少なくはないようですが、実際はそんなことはありません。
pH5.5以下の飲食物を摂ると脱灰を起こしてしまうと言われていますが、お口の中のpHは中性になると再石灰化が起こるためホワイトニングや飲食物によって歯が溶けてしまうことなどありないのです。

ホワイトニングは1989年にアメリカで実用化された施術ですでにかなりの年月がたっており、この間に特に大きな事故はなく世界中で安全性が認められています。
実用化はまだ20年ほど前ですが、研究が始まったのは150年以上も前だと言われています。
その当時は酸やミョウバンなどが使われており、歯の色素を溶かす方法を行っていたようです。
ただ、こういった方法は歯にかなりダメージが与えられるためそれらに代わる薬剤の研究が行われるようになり、現在使われている過酸化水素を使ったホワイトニングが行われるようになったのです。
なお、過酸化水素を使って研究が開始されたのは1884年のことで、今から120年も前というから驚きですよね?
つまり、現在のホワイトニングは120年以上も前から研究されており、改良が続けられて今の方法が確立されたというわけです。
今ではアメリカの大学や日本の大学で、さまざまな研究機関において安全性が認められています。
結論を言いますと、アメリカのFDAの認可のあるホワイトニング用の薬剤を使ってクリニックの指導ものと正しく行えば危険なものではないということです。

ホワイトニングを控えた方がいい人

上で書いたとおり、過酸化水素が含まれたホワイトニング用の薬剤は安全なのはもちろんですが、歯の健康状態が良好でホワイトニングを行ってもいい条件を満たしている方だけに言えることです。
これはオフィスホワイトニングだけに限らずホームホワイトニングでも同様です。
以下の場合はホワイトニングを行うのを控えた方がいいとされているので注意しましょう。

  1. 虫歯や歯周病、知覚過敏、ヒビの入った歯

    こういった状態のままでホワイトニングを受けると薬剤がしみてしまうことがあるため、いったん治療を行って健康な歯にした上でホワイトニングを受けましょう。
    また、歯ぎしりなどがひどくすり減ってしまった歯も同じです。

  2. 妊娠中、授乳中の方

    ホワイトニング用の薬剤によって悪影響が報告されていることはないですが、念のため控えた方がよさそうです。

  3. 14歳以下の方

    ホワイトニングが歯の成長に悪影響があるかもしれないため、基本的に14歳以下の方は控えた方がいいでしょう。これはホームホワイトニング用の薬剤の注意書きにも書かれているようですね。

  4. 光過敏症

    オフィスホワイトニングを行う場合、薬剤の効果を高めるために強い光を当てるため光過敏症の方は光を照射しないホームホワイトニングを選んだ方がいいでしょう。

  5. 無カタラーゼ症の方

    過酸化水素を分解できない体質のことを無カタラーゼ症と呼びます。
    この診断は歯周ポケットにオキシドールを垂らせばすぐに判明します。もし、この時オキシドールが泡立たないと無カタラーゼ症と診断されます。

ホワイトニングできない時の治療法

ホワイトニングできない歯についてはセラミックなどで治療する方法もあります。
セラミックを使えば歯を白く美しく見せることができます。
また、テトラサイクリンなどのホワイトニングで効果がほとんど得られない歯についてはマニュキュアなどの施術が効果的です。
また、前歯の場合セラミックを貼りつけて美しくすることもできます。
いずれにしてもクリニックで相談してみるようにしましょう。

まとめ

ホワイトニングの安全性や控えた方がいい場合についてまとめてみました。
ホワイトニングの薬剤は安全性が認められているため、安心して施術が受けられるということですね。
ただ、ホワイトニングを控えた方がいい場合もあるため、そういった場合は他の施術で歯を美しく白くすることをおすすめします。
信頼できるクリニックでぜひ白く美しい歯を手に入れて下さいね!

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