ホワイトニングの後に注意したい飲食物

はじめに

ホワイトニングを行ったことがある方なら、施術したクリニックからホワイトニング後しばらくの間は食べ物や飲み物に注意するように言われたことでしょう。
でも、しばらくとはどの程度なのか、ホワイトニング後はどうして食事に気をつける必要があるのか、チョコレートやカレーを食べたいけれど、どの程度我慢する必要があるのか・・と思うはずです。
ここではどの程度我慢するのか、ホワイトニング後に注意したい飲食物などについて詳しくご紹介しましょう。

食べてはいけない時間帯とは

ホワイトニング後に着色しやすい飲食物を避ける理由は歯の表面にあるぺリクルという唾液成分からなる膜にあると言われています。
ホワイトニングを行うと歯の表面に薬剤が作用するため、このぺリクルが一時的になくなってしまいエナメル質が露出した状態になります。
露出したエナメル質はぺリクルがないので敏感になっており、直接飲食物に触れることで着色物を歯に吸収してしまうことになってしまうのです。
ぺリクルは24時間程度経つと再生すると言われているため、24時間後にはいつも通りの状態になるのでなんでも食べることができます。
さらに、このぺリクル自体も汚れがついてしまい着色汚れに変化させる作用があるため、ぺリクルがあってもなくても歯は結局着色ししてしまうのです。
つまり、ホワイトニングしてもしなくても着色しやすい食べ物を食べ放置すると着色の原因となるため、食後はしっかり歯磨きを行う必要があります。

ホワイトニング後の食事に注意する理由

ホワイトニングを行って白く美しい歯を手に入れたとしても、口に入れるものに気をつけないとまた着色汚れがつくことになります。
ホワイトニング直後は特に注意しましょう。
その理由は2つあり、それぞれ詳しくご紹介してみましょう。

ホワイトニング後は歯が敏感になる

ホワイトニングを行ってエナメル質が露出すると、一時的に脱灰状態になるため知覚過敏が起きやすくなると言われています。
歯は脱灰しても再石灰されるため時間が経過するとまたもとに戻るのですが、酸性の食品を摂ることで元に戻りづらくなって歯がしみることがあります。

ホワイトニングの効果は永遠でない

ホワイトニングを行って歯が美しく白くなったとしても、効果が永久に持続することはありません。
ホワイトニングを行う際過酸化水素という薬剤を使って白くするのですが、時間の経過と共に色が後戻りすると言われています。
基本的にホワイトニングの効果は3~10ヶ月程度持続するそうです。

ホワイトニング後注意したい飲食物

ホワイトニングを行った後、歯は一時的にではあるものの着色しやすくなっており、外部からの影響を受けやすくなっているため次のような飲食物は避けた方が無難です。

ポリフェノールを含んでいる色の濃いもの

コーヒー、紅茶、カレー、赤ワイン、ウーロン茶、チョコレート、色の濃い野菜・・などです。
なお、この中でも最も色がつきやすいのは赤ワインだと言われています。
その次にコーヒー、ウーロン茶となっています。
また、たばこもヤニによって着色するため避けた方が無難です。

酸性のもの

かんきつ系の飲み物や食品、ビタミンC、炭酸飲料、酢・・などですね。
たとえばイタリア料理ではトマト系のものには注意が必要です。
おススメなのはクリーム系やチーズ系のピザやパスタで、飲み物は白ワインがいいでしょう。
焼き鳥や焼き肉などと食べる時にはわさびやからし、たれなどをつけずに塩などで味付けするといいでしょう。
レモンをかけると酸性が強いのでこれも避けた方が無難です。
お酒を選ぶならウィスキーや焼酎を水割りやロックで飲むのはどうでしょうか?

その他に注意する点

食事に注意することも大切ですが、その他に次のようなことにも注意しましょう。

  • 喫煙
    ホワイトニングを行って24時間以内はたばこを控えるようにしましょう。
    たばこのヤニも着色の原因になるからです。
  • 口紅
    口紅も歯につくことがあり着色の原因になるので、ホワイトニング直後は避けた方がいいでしょう。

色の濃い飲食物を摂ってしまったら

もし、色の濃い飲食物を摂ってしまっても慌てることはありません。
すぐに歯を磨いて、口の中に着色物がある時間を少しでも短くできるようにすることが大切です。
もし、外出先などで歯磨きできない場合には口をゆすいだり、水を飲むだけでも効果があります。
さらに、ホワイトニング用の歯磨き粉は色素を分解する成分が入っているので、そういったものを使ってブラッシングすれば再着色が防げます。
なお、ホワイトニング後の歯磨き法は施術を受けたクリニックで指導を受けたり、おすすめの薬剤を買うこともできます。

歯がしみたら

ホワイトニングを行うとぺリクルがはがれてしまうため、それまでよりしみやすくなります。
しみると思ったら、冷たいものや熱いものなどを避けましょう。
通常、24時間も経てばこのぺリクル層は再生されるのでしみるのもおさまりますが、ひどい場合はクリニックで知覚過敏用事の薬剤を処方してもらう、フッ素入りの歯磨き粉を使う、フッ素ジェルを使う・・などを行うといいでしょう。
また、鎮痛剤を服用するのも一つの方法でしょう。
こういったトラブルが起こる前にクリニックでしっかりとカウンセリングを受けていただき、ホワイトニング後はどういったことに注意すべきか、どういったことが起こるのか・・などを聞いておきましょう。

まとめ

ホワイトニングを行った後の歯の状態はいつもとは違うため、色の濃い飲食物は避けるべきです。
ですが、どうしても避けられない場合には食べ方を工夫する、食後のお手入れをしっかりと行うことで再び着色するのを防止できます。
たとえば、食後に水を飲んだり、口をゆすいだり、ストローを使って飲んだり・・など、ホワイトニングを行った時以外にもいつでもできそうなことばかりですよね?
ただ、いくら注意してもホワイトニング後の自然な後戻りはどうしても避けられないため、定期的なメンテナンスは必要不可欠です。
メンテナンスはホワイトニング後のケア以外にも歯周病や虫歯を防止するのに役立ちます。
美しく白い健康な歯をずっと保てるようにホワイトニング後は飲食物に注意していただき、定期的なメンテナンスを欠かさないようにしましょう!

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